岡村隆史が病気(うつ病)で病院に行った瞬間とは [芸能]
岡村隆史が病気(うつ病)で病院に行った瞬間とは
人気お笑いコンビのナインティナインの岡村隆史さんはかつて病気(うつ病で)5ヶ月ほどお仕事をお休みさせていました。
うつ病はどのタイミングで病院に行くかがかなり重要な病気でもあります。
うつ病になってもそれに気付かず、症状が悪化してしまってどうしようもなくなってから病院に行かれる方もたくさんおり、ナインティナインの岡村隆史さんも、お話を聞いてみるともうかなりの状態だったようです。
うつ病は病院に行けばすぐ治るというような病気ではありませんが、抗うつ剤が効くことが多く、病院でのカウンセリングなども非常に効果のある病気です。
普通の人が効く分には非常におもしろい話ですけど、その時の深刻さが伝わってくるお話がありましたので、2010年12月2日放送のラジオ番組「ナイナイのANN」で岡村隆史さん自身が語っていた事を少し紹介しておきましょう。
岡村隆史さんが病気になった時には色々なブームが来たそうで、その一番最初が「金融不安・金融恐慌」だったそうです。
とにかくどこに行っても「お金がない」と言っていたそうです。
めちゃイケの収録が終わって相方の矢部浩之さんが挨拶に来た時に「お金がないねん」って急に言いだしたそうです。
それで相方の矢部浩之さんが「えっ?なんですか?」って聞き返すとまた「お金がないねん。ロケ行かれへん」って言ったそうです。
それはめちゃイケ最後の収録だったらしく、それ終わりで岡村隆史さんは病院へ行ったとのことです。
その時は、相方の矢部浩之さんが「おもしろかったですよ」と言っても、「おもいろいとかおもしろくないとかどうでもええねんけどな。相方、お金がない」と。。。
「え?・・・おもしろいの大事やし、お金ですか?」
「お金あるでしょ?銀行に行ったら。」
と答えると
「ないねん。ないねん。お金ないねん。」
って言って財布の中身を見せてきたそうです。
そして次の日はピンの仕事だったらしく、マネージャーに
「オレ、どうやってロケに行ったらいい?お金がないねん。お金がないから行かれへんねん。」
と言ったそうです。
そして楽屋でも「お金がないねん」の話が続いたそうで、何を言っても「お金がないねん」しか答えなかったのだそう。
そして話を切り上げて帰った時、マネージャーさんと「岡村さんを休ませよう」って決めたそうです。
その後の病気療養中も「クサないか?ブーム」「服を脱ぐブーム」「甘い物ブーム」など、様々なブームが急に訪れていたようです。
様は不安になり、欲求が我慢できなくなるという、うつ病の症状ですよね。
岡村隆史さんの一番の救いは相方の矢部浩之さんが長期間休ませてくれたことでしょう。
うつ病を抱える多くの人は、環境的にも金銭的にも長期間仕事を休むということは非常に難しいという現状があります。
そんな中で仕事のパートナーであり、最も近くにいる人間が「休ませてくれた」というのは何よりの薬だった事でしょう。
本当にはたから見ていれば滑稽な現象ですが、本人にとってはいたって真剣な悩み。
そして、それを否定してしまうとうつ病はどんどん悪化していってしまいます。
ひょっとしたら自分の周りにもそんな人がいたりしませんか?
もしそういう人を見つけたら、まずは優しい気持ちでお話を聞いてあげましょう。
そして必要があればはやいうちにお休みを取らせてあげるか、身近な人が病院受信を進めてあげましょう。
もしそれが自分の場合は、思い切って休暇をお願いしてみたり、身の回りのストレスになっているものを取り除いたりしてみてくださいね。
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