WBC 2013 日本 参加 [スポーツ]
WBC 2013 日本 参加
日本プロ野球選手会は7月20日に2013年に開催されるWBC2013への不参加を表明していたが、一転WBCへの参加の意を表明した。
WBCとはワールド・ベースボール・クラッシックの略称であり、WBC日本代表は通称「侍ジャパン」と呼ばれる。
日本プロ野球選手会がWBCの参加を表明したのは9月4日、選手会会長の新井貴浩最長(35・阪神)はWBCに関する侍ジャンパンのライセンス契約料やスポンサー料の配分などについて、MLB側に要求していたことが概ね実現していると判断できる状況が整ったこと、NPB(日本プロ野球機構)との関係においてNPBが確立した権利を最大限活かすための体制作りを確約したことなどが確認できたとし、7月20日のWBC不参加の決議を撤回しWBCへの参加を正式に決定した。
なお、WBC日本代表の侍ジャパンは過去の2大会で連覇を達成している。
日本プロ野球選手会がWBC不参加の決議を決定したそもそもの理由は、WBCの収益の配分によるものである。
WBCの収益の47%は賞金として配分されるが、それ以外の53%の配分がMLB66%NPB13%でることがわかったからである。
それだけではなくWBCで代表のスポンサー収入やグッズ収入は直接参加国に入るわけではなく、WBCIに入りそこから再分配されるしくみになっており、簡単に言うと、日本のグッズがいくら売れてもその収益はMLB:NPBの比率が66:13でわけられる事になるというものである(ざっくりいうと)。
今回は少なくともそのあたりについて、改善がされると判断されたことから日本プロ野球選手会は2013年のWBCへの参加を決定したとのことだ。
これによってまずは「侍ジャパン」編成が始まるわけだが、前回監督の原監督には不倫騒動、有力候補とみられていた落合氏は脳梗塞の疑い、かつてコーチ経験のある秋山監督や中畑監督は共に、現在率いているチームがBクラスに低迷していることなどから、次期監督の選考には難航を極めそう。
そしてピークを過ぎたイチローの参加はあるのか、twitterでWBCの注目度について再三発言をしているダルビッシュの参加はあるのか、など選手選考にも難航を極めそう。
とにもかくにも、サッカーに押されがちな野球界にとって、WBCへの日本代表の参加表明は明るい話題である事には間違いないだろう。
~ WBC 2013 日本 参加 ~
コメント 0