明日、ママがいない スポンサー 降板でCMどうなった? [ドラマ]
明日、ママがいない スポンサー 降板でCMどうなった?
今話題のドラマ「明日、ママがいない」のスポンサー降板問題。
子役の演技力は評判が高いものの、
その内容の過激さから次々にスポンサーが降板する自体になっており、
今後のテレビのあり方にまで問題が発展しているところです。
1月15日放送の第1話では合計8社あったスポンサーCMは、
翌週22日放送の第2話では3社降板して5社に、
そして29日放送の第3回ではついにスポンサーCMは全て流されず、
スポットCMやACのCMのみが流されての放送となりました。
現在は、
ドラマの内容に対するクレームの影響で放送が打ち切りの危機に直面している自体に対して、
お笑い芸人を中心に今後のテレビのあり方に対する意見がたくさん報道されています。
事の発端は「明日、ママがいない」第1話放送直後に、
その内容に異を唱えた熊本市の慈恵病院などが、
「施設の子どもに対する偏見を生む」
として日本テレビ側に放送の中止や内容の改善を要望しました。
それに対して日本テレビ側は、
「最後まで放送を見てくれればわかる」として、
内容の変更は加えずにそのまま第2話を放送。
この時点でスポンサー3社はCMをとりやめ(降板?)、
番組の最後に流れる提供の文字広告にいたっては、
スポンサー全社の名前も流されませんでした。
その第2話を受け、
慈恵病院や全国児童養護施設協議会は、
「内容の改善が無い」と抗議文を出しましたが、
日本テレビ側はそれでも第3話を放送することに。
そして放送された「明日、ママがいない」の第3話。
番組最後の提供の文字広告が流されないだけではなく、
残っていた5社全社のスポンサー広告は流されず、
スポットCMと公益法人ACのCMのみが流される事態となりました。
第一話放送が14%だった視聴率は、
第2話では13.5%に下がっていただけに、
第3話の視聴率はどうなったかも気になるところです。
これだけ世間で問題になっていることに加えて、
さらに視聴率も低いとなれば、
スポンサーとしても広告を出すメリットが亡くなってしまうでしょうから、
第4話が放送されるまでにどんな動きになっていくのかも興味があるところです。
そんな番組の与える影響は別として、
芦田愛菜さんをはじめとした子役の演技力はかなりのもの。
とくに芦田愛菜さんにいたっては、
別格の演技をみせてくれています。
そして特に問題となるシーンに多くかかわっている三上博史さんの演技もさすがで、
この2人のリアルすぎる演技もこの問題を大きくしてしまった要員の一つなのかもしれません。
このドラマ「明日、ママがいない」の内容は確かに過激で、
同じような環境下にいる方や、
その内容にショックを受けてしまった方にとっては、
非常にセンセーショナルなことなのかもしれませんが、
脚本監修を担当された野島伸司さんと言えば社会派ドラマが代名詞。
かつて放送された「高校教師」や「家なき子」は、
今回とは比べ物にならない程に衝撃の内容でしたからね。。。
時代は変わったということなのでしょうか。
確かに衝撃的な内容ではありますから、
慈恵病院をはじめとする関係者が抗議をする気持ちもわかりますし、
「高校教師」や「家なき子」などの作品を見てきた者としては、
今回の「明日、ママがいない」も非常に興味がありますし。。。
何かとバランスをとるというのは難しいものですね。
・高校教師 DVD-BOX
・家なき子 DVD BOX
そういえば、
今回の抗議問題を受けたスポンサーの降板について、
あの高須クリニックが全てのスポンサー件を買うと言っていましたが、
結局日本テレビ側はそれを許さなかったようですね。
こちらの事情も難しいようです。
さて、
今回の第3話の放送を受けて抗議をしている団体はどんな反応をするのか?
そして日本テレビ側はどんな対応をするのか?
それともしないのか?
ドラマの展開同様この問題の落ちつく先は予想がつきません。
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