大滝秀治 家族 息子

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大滝秀治 家族 息子

大滝秀治さんが2日、ご家族とお住まいの自宅で息を引き取られたそうです。

享年87歳でした。

大滝秀治さんは都内にお住まいで、家族の詳細については公にされていませんが、妻の純子さんと子供がいるそうで、その子供は息子さんだとのことですが、お名前は公表されていないようです。

大滝秀治さんの病気は肺扁平癌とのことで、今年の2月に癌が見つかってからもお仕事を続けられ、6月になって種田山頭火役で主演予定だった民芸舞台「うしろ姿のしぐれてゆくか」を体調不良のため降板し、病気療養をされていました。

大滝秀治さんのご家族によれば、息をひきとられた前日の夜も妻の純子さんやお子さんと食卓を囲み、大好きなお酒も飲んでいたと言います。

そしてその日の午後、ご家族と過ごした自宅で静かに眠るように息を引き取ったとの子と。

もちろん大滝秀治さんと言えば舞台や映画などで活躍されていましたが、私たち世代でインパクトに残っているのは、キンチョーやソフトバンク、やずや等のＣＭ、そして、関根勉さんのものまねです。

キンチョーのＣＭでは「お前の話はつまらん！」というのがウケてシリーズ化されましたね。

大滝秀治さんにものまねの公認を受けている関根勉さんは、今回の大滝秀治さんの突然の訃報に、生前お二人で共演した際などのお話を出して「本当の父親と時間を過ごしているようでした」とお悔やみの言葉を述べました。

人が亡くなるという事は、残された方ご家族やファンにとっては本当に残念なことですが、最期をご家族とともにご自宅で迎えることができるというのは本当に幸せなことですね。

最近は医療技術の発達もあり化学療法や病院施設で処置を受けれ続ければ、以前に比べ飛躍的に長く命をつなぐ事ができるようになりました。

一方で、自宅で最期を迎える方に比べて病院施設で最期を迎える方のＱＯＬ（クオリティー・オブ・ライフ＝生活の質）は低くなる事がわかっています。

またお世話をされる遺族側の精神状態にも影響があることがわかっており、自宅で亡最期を迎えられた方の遺族は、病院で最期を迎えられた方の遺族と比べてＰＴＳD（心的生涯後ストレス障害）に陥ってしまう確率が1/5になるというデータも出ています。

もちろん全員がその通りになるという事ではないですし、人によっては逆のパターンもあるでしょう。

このような残念なニュースが出るたびに「本人および遺族」にとって一番良いことなのだろうかと言う事を考えさせられます。

あなたは、ご自身が「患者の立場」「遺族の立場」だった時にどのように対応しますか？

縁起でもないと言われるかもしれませんが、その時が来ない今のうちに最低限近親の方には「自分が当事者になった時にはどうして欲しいか」お互いにを伝えあっておくことは、周りの方への愛情表現の一つなのではないでしょうかね。

あなたはどう思いますか？

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